生理的に無理。の話
生理的に無理な人とは結婚できないと思う。
婚活について書かれた牧師のブログにも、生理的に無理な人と無理に結婚しようと思わなくていいと書いてあったと思う。
私は長らく「生理的に無理」は外見のことだと思ってた。
でも、むしろ内面、もしくは内面からにじみでる外見なんじゃないかなと思うようになった。
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夫の前にお付き合いした人のこと。
教会の牧師から、ある教会の人を紹介してもらえることになった。
いざ、プロフィールを交換することになり、相手の封筒を開けてみたら、生理的に無理な感じの人の写真が入っていた。
神様、いったい何の罰ですか?
この杯をわたしから過ぎ去らせてください!
と本気で思った。
でも、会わずにお断りするのは良くないと思ったので、会ってみることにした。
カジュアルな形の食事会の場を設けていただいた。
食事会の後は、「後は若いお二人で」という感じになり、お茶をして話をした。
帰りは駅まで送ってもらって、その日は連絡先も交換せずにお別れした。
後日、牧師にどうでした?今後どうしますか?と聞かれた。
相手もその気であれば、また会いたいと思っているとお伝えして、連絡先を交換する段取りをしてもらった。
しばらくLINEのやりとりがあり、約束をして会うことになった。
待ち合わせをして、ランチをして、デートの途中までは、「生理的に無理」に近い感覚だったと思う。
お城の入り口辺りで話をしてた中で、彼が言った一言で一気に好感に傾いた。
特に好感を持たれるような一言ではなくて、なんでやねん!というようなことだったけど、気持ちが変わったのはその瞬間だった。
その後も食事をしたりして、三度目に会った辺りで彼から付き合おうと言ってくれた。
結局、約1年付き合って、彼の中で私との結婚が考えられないということを言われてお別れすることになった。
つまり、
「生理的に無理」レベルだった人
↓
好きな人
↓
その「元・生理的に無理」だった人に振られて、めちゃくちゃ辛い思いをする、という経験をした。
本当に辛かったので、悔しいから、別れ話をした後、紹介された当初は何の罰かと思ってたと本人にぶちまけてしまった。
そして、本気で私の結婚を祈るように!と強く言っておいた。
私は、彼の顔や外見は最後まで好きだとは思わなかった。
彼の収入は最後までわからずじまいだったけど、多くはないだろうとふんでいた。
そして、転職を考えていたので、この先の安定も保証されないこともわかっていた。
彼とのお付き合いで気付いたことは、条件は悪くても、この人とだったらやっていけるかなーと思えるなら結婚できるかも、ということだった。
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私の中での、内面的に「生理的に無理」の目安。
何度か会ってみたうえで、
★連絡をとるのが気が重い
★誰か(友だちとか)と行ってみたいと思っている場所であっても、その人とは行きたくない
★好きな気持ちでドキドキしてるわけでもないのに、一緒に食事をしていて食欲がわかない
★自分のこと(経歴、趣味など)を知ってほしいと思わない
と言いつつ、その渦中にいると、「いや、まだ忍耐が足りないのかも」と、がんばろうとしたりするのだけど。