日々のこと

晴れの日生まれのクリスチャン。晩婚、田舎暮らし、妊娠、流産など。

クリスチャンの婚活を苦しくさせるもの

忘れないうちに婚活について感じていることも記録しておこうと思う。

あくまでも私論であり、聖書的根拠などは皆無。
そこのところはそのつもりで読んでいただきたい。

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クリスチャン女子(女子クリスチャン?…女子プロレスラーみたいやな)が婚活で経験する苦しみの一つに、「お断り」するかどうか悩む時というのがあると思う。

クリスチャンの男女比は言わずもがなで、婚活の場にいくと圧倒的に女子の方が多い。

婚活で出会った人や、誰かに紹介された人と二人で会ってみて、次に会うのが気がすすまない場合、せっかく与えられた機会なのに断っていいものか?と、とても悩む。

本当に本当に悩む。

★ありがちな悩み①
こんないい人を断って、これ以上いい人には出会えないんじゃないか?

★ありがちな悩み②
こんないい人を受け入れられない私は心が狭い(もしくは信仰が弱い)のではないか?

★ありがちな悩み③
こんないい人でも無理だったら、どんな人も無理なんじゃないか?

結論から言うと、「(断っても)いいんです!」と、川平慈英ばりに私は言いたい。

しかし、川平慈英も私も責任は持てない。

なので、最終的には、神様と相談して自分で決めるしかないのだけど。

とにかく、いい人という理由だけでは結婚できない。

クリスチャン男性というのは、だいたいみんないい人なのだ。

だから悩む。

最初からゴリアテみたいな感じで来てくれれば悩まない。

クリスチャンの婚活についていろいろ読んだり聴いたりしていると、贅沢を言うなとか、クリスチャン女子の現実を見ろとかいう感じ。

そして、それは事実なので、まじめなクリスチャン女子は真に受ける。

私もその一人だし、婚活をしてたorしてる女子たちもまじめなのだ。

婚活をしてる人たちが断るかどうか迷う時、条件で迷うことは少ないと思う。

相手の収入が少ないから、とかいう理由で迷ってる人に私は会ったことがない。

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私が人生初のお見合いでお会いした方は、有名大学を卒業して、非常に安定した仕事に就いているクリスチャンだった。

外見も、好感を持たれることも多々あるのだろうというような顔立ちであった。

お見合いをして、そこそこ話も弾んだし、後日また会って食事をした。

しかし、次に会うということに気が向かなかった。

どうしようかと悩んでる時に、婚活のエキスパート的な牧師先生に会う機会があって、その話をした。

先生に言われたのは、女性には何かを本能的に察知する力のようなものがあるので、それも大切にした方がいいということだった。

そんな好条件のクリスチャンなのに、まだ独身(当時40歳前後だった)ということは、他の女性も同じことを感じる何かがあるのかもしれない、とも言われた。

お会いするのが気が重い、というのはお断りするのにじゅうぶんな理由だと思う。

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クリスチャン男性は基本的に謙虚で優しいので、高収入とか求めてなくて、収入がいいとは言えない仕事に就いている人も多い。

なので、婚活をすれば、そういう人に出会う確率も高い。

いい人なのに迷ってるのは相手の収入が少ないから?と錯覚してしまったりする。

収入や職業などの条件を理由にして「お断り」を迷っているわけではないのに、「私って贅沢を言ってるんじゃないだろうか?」と悩んだりすることになることも多い気がする。

逆に条件がいい場合であっても、先述の、ありがちな悩み①~③は起こりうる。

その場合は、「こんないい人」の中に「こんな収入のいい人」の意味も含むことになるのだけど、そこでも悩みの根本は収入ではないと思う。

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クリスチャンの成婚例で、相手の条件は良くなかったけれど、神様の導きによって結婚できました!みたいな話も多い。

それは事実だけど、あくまでも結果から見た側面にすぎない。

なんというか、条件を超える何か=自分が相手に求めるもの?みたいなのが備わってる相手に出会えたということなんだと思う。

雑な言い方をすれば、必要な物は持ってるから、他の条件が良くなくてもゆるせる、みたいな。知らんけど。

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一番苦しかった時、私がいた教会の牧師夫人に言われた言葉で心が解放された。

「あなたを幸せにしてくれるのは、神様だから。」

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これもあくまでも私の感覚ではあるけど、相手からのLINEやメールに対して返信がなかなかできない(早く返信した方がいいのは分かっていながら、他の人への返信以上に時間がかかる)場合は、自分の心の声に耳を傾けてみた方がいいと思う。