日々のこと

晴れの日生まれのクリスチャン。晩婚、田舎暮らし、妊娠、流産など。

入院

入院するまでの三連休の間に頼むから出てこないでくれと願っていた。
たまに腹痛があってドキドキしたけど、出血もなかったので、入院予定日を待って入院となった。

入退院受付で手続きをして病棟へ。
血圧、体温、身長、体重をはかった。
朝、夫の分まで食パンを食べたり、残っていたヨーグルトやりんごを食べたので重くなってるだろうなと思ったら、案の定、体重は増えていた。
身長が高かったのは、厚めの靴下をはいていたせいだと思う。

病室に案内されて、必要書類を提出し、1度目の処置へ。
今日は子宮の口を広げるだけで、明日に陣痛を起こすスケジュールになっている。
ネットで検索した情報だと、ラミナリアというものを入れて広げるが、それがとても痛いとのことだった。
でも、卵管造影ほどではないという情報もあったり。

内診室には夫も呼ばれ、まずモニターで中の子どもの様子を確認した。
奇跡的に心拍が再開してないかなと思ったりもしたが、やはり動いていなかった。
そして、後頭部に浮腫がみられるので、染色体異常で外に出ても生きられない子どもが自分で命を閉じたと考えて間違いないだろうとの説明だった。
頭まわりの幅が18㎜ほどで、吸引などの処置をするには大きくなりすぎているということも聞いた。
夫も先生の説明を聞けてよかったと思う。

その後、夫は退室し、処置が始まった。
ラミナリアが2本か3本入ったが、かなり痛かった。
卵管造影ほどではないかもしれないけど、これも相当な痛みだった。

夫は仕事があるので、私の処置が終わったのを待って帰って行った。

処置後の痛みは耐えられないほどではなかったが、午後の処置に備えて痛み止めをもらいたいと看護師さんに伝えると、薬をくれた。
昼食の後に飲めば、午後の処置の頃まで効くのではと期待した。

お腹は空いてなかったけど、昼食はほとんど食べた。
完食できそうだったけど、満腹になると苦しいので少し残した。
ヨーグルトを食べるか迷ったけど、便秘になると辛いので食べた。
痛み止めも飲んだ。

午後に看護師さんが部屋に来たときに、次の処置は何時ぐらいになるのか聞いたら、先生が手術に入っているので早くて16時頃だと言われた。
やばい。痛み止めの効果が危うい。
とりあえず時間があるので、体を動かすためにも売店に行ったりしてみた。

15時過ぎに2度目の処置をすると呼び出された。
思ったより早いけど、恐ろしい。
病室で祈ってから内診室へ。

内診台に座ると、先生に怖い?と聞かれたので、怖いですと答えた。
聞いてくれるだけで少し安心した。
予定どおりなのか方針変更なのかわからないけど、何か3本ぐらい抜かれた時が激痛だった。
その後、ラミナリアを7本入れたようだった。
本当はもっと入れるところだけど、もう入らないような雰囲気だった。

午前よりも痛い。
ロキソニンと胃薬をもらって、すぐに服用してもいいと言われたので、病室ですぐに飲んだ。
しかし、しばらく経っても痛みはおさまらず、ベッドから出て部屋の中をウロウロしているところに母が来た。
とにかく痛かったのだけど、ヨーグルト食べ過ぎてお腹を下したのかもと思い、トイレへ行ってみた。
下すほどではないけど、お通じはよくなっていた。
母と話をしていたら気がまぎれたこともあって、普通の生理痛ぐらいの感じにおさまった。

17時半頃に母はホテルへ帰って行った。
病室を出る前に母がお祈りをしてくれた。

母がいなくなると、また痛みが増してきて、寒気もしてきた。
ナースコールするか迷いつつ、ラミナリアを抜いてまた入れるとか勘弁なので、耐えられるうちは耐えたいと思いつつ、ラミナリアについて検索しまくった。

たいして動いてないのでお腹は空かず、夕食は野菜の小さいおかずは完食したけど、筑前煮は野菜だけ食べて鶏肉はほとんど残し、白米も2割ぐらい食べてあとは残した。
食べようと思えば食べられそうだったけど、痛みで気持ち悪くなった時に満腹だと辛そうなので。

シャワーは浴びたけど、髪の毛を洗って乾かすの元気はないので洗髪は断念した。
年末に短くしておいてよかった。